遺伝子操作

遺伝子を操作する―ばら色の約束が悪夢に変わるとき

遺伝子を操作する―ばら色の約束が悪夢に変わるとき

今読んでいる本。
遺伝子操作がどれだけ危ない事なのかが書かれている。まだ読み終わってないけど。。
遺伝子操作って聞いて自分がイメージするのはSF。
クローン人間だったり、遺伝子操作したモンスターとか。
もちろんそんな映画の世界みたいな事が書いてある訳じゃないんだけどね。

実際、自分とまったく同じ人に人生を乗っ取られるのも、頭がトラで身体が馬みたいな生き物に遭遇するのも怖いけど
それ以上に怖いのは「新しいウイルス」を作り出してしまう危険があると言う事実。
ウイルスは基本的に種を超えて感染しないモノ。
人は人だし豚は豚にしか感染しない。でも突然変異ってモノがあり、中でも細菌やウイルスは変異しやすい。だから鳥にしかかからないハズのインフルエンザが種を超えて新型として猛威を振るう。

少し前に話題になった遺伝子操作で「緑色に光る猫」

エイズ治療の為にFIVを抑える働きを持つサルの遺伝子を猫の卵母細胞に注入し、その後受精させた。加えて、遺伝子操作を行った部分を容易に判別できるよう、クラゲの遺伝子も組み入れた。これにより遺伝子操作された細胞は緑色を発色する。】
要するに猫とサルを交ぜて、それが成功したか分かるように光らせましたって事。

って事はエイズに対抗する為に自然では絶対に交わることのない猫とサルの遺伝子が交わる事になる。
って事は新しいDNAをもつ生物が生まれた事になる。
って事は光る猫に「もしも」猫・またはサルの病気であるウイルスに感染したら(こいつだって風邪ぐらいひくよね)
ウイルスが光る猫の中で変異する可能性が高くなる。
はじめは光る猫から→光る猫にしか感染しない。でもそれがいつか人間へ感染する可能性がある。

エイズを治すためにエイズ以上のウイルスを作り出すかもしれない。もちろんそんな事はありえないし可能性なんて低すぎて話しにならないんだろうけど。
だけど100%安全じゃない。

そう考えるとやっぱり遺伝子操作って怖いと思った。
まぁ、この技術があるから毎年新しい薬が出来て、救われる命があるんだけどね。
読んでる途中だったけどちょっと考えてしまった。。。


だってさ、ジュラシックパークみたいに恐竜とかマンモスとか復活って夢があるし
マンモス復活計画とか生きている間に本物を見てみたい。

だけど復活させたら未知のウイルスを宿している可能性がある。

う〜〜ん。だったら同じ人間だしクローン人間に会った方が安全なのかな?