死者との会話。ちょっと大袈裟な読書論
本は買った方がいい。と数々の愛読者達が口を揃えて言う。
しかし、私は、沢山読みたいのとそんなにお金を掛けられないので、図書館愛好家です。
最近の図書館はネットで本を予約出来るし、いつも利用している所は夜9時まで開放してくれてるので超便利♪
ネットで予約したのを取りに行くのがほとんどですが、借りられる本に余裕がある時は、館内をフラフラして興味があるのを選びます。
その時にかなり重視するのが、背表紙の元気具合。ピカピカで新しいヤツは発行も新しいから。やっぱり新しい本が読みたい。情報は新しい方がいいし。
普段図書館で本を借りているので、時たま行く書店では新刊を見てテンションが上がります↑↑
でも、
今日図書館で借りた本はコレ
- 作者: 白川静
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1970/04/25
- メディア: 新書
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- 作者: 轡田隆史
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2009/11
- メディア: 単行本
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本を開くと、埃っぽいようなカビ臭いような古本独特の匂い。外枠から中側までキレイに焼けてる(笑)
こういう本は、いつもみたいにフォトリーディングで拾い読みはしない。
じっくり読む。背筋がゾクゾクする、著者との対話。
どんな方なのかと検索したら著者の白川静さんは2006年にお亡くなりになっていました。
この本がなければ私の人生ですれ違う事すらなかった人。
どんな意見を持っていて、どんな瞳で世界を見てたのか、知の共有。
う〜ん。本っていい。ε-(ーдー)ハァ深いぃ。
ってまだ、この本さわりしか読んでないけど(笑)
本の匂いっていいなぁ。新刊の匂いも好きだけど、古本独特の匂いはその本の歴史を思う。
今日は敬意を払ってちょっと背筋を正す。
そんな読書もアリかな。