哲学的な何か、あと科学とか/飲茶 №0011
- 作者: 飲茶
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: 単行本
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哲学って、難しいですよね?何となく興味はあるんだけど・・・って時にこの本。
哲学的な入門書におすすめです。
かなり読みやすくて何でだろうって考える楽しさが分かります。
あと、科学とか。
■心とは何か?
心は、心でしょ?って言っても存在そのものが証明出来ない。
だって見る事が出来ないから。心は胸にあるの?脳が作った思考?
■どこでもドアから出てくるのは誰?
どこでもドア的なワープ装置があるとします。
原理は、(≡゜♀゜≡)テッテケテー 細胞のコピー。
1、東京の自分→ミクロに分解
スキャンします。
コピーします。
データ送ります。
送ったら元は削除します。
2、ミクロから組立→大阪の自分
さて、誰が出てくる?
自分以外の人には【自分】が出てきてる。細胞も何もかも一緒だから。
違いなんて、分からない。
でも、東京で入った【自分】と大阪のコピーした【自分】は同じかな?
違う【人】だよね。ドアに入った【自分】は消去して新しい【自分と同じ人】が出てきてるだけ。
■自己をもってるのは誰?
1960年ごろ、てんかんの患者に治療として、 左右の脳を繋ぐ脳梁(のうりょう)を切断する手術が行われた。
要するに、右脳と左脳が別物に。もちろん人は生活できます。詳しくは本読んで。
人は右脳だけでも、左脳だけでも生きていける。
じゃあどっちに自分が居るの?今【自分】だと認識している【意識】はどっち?
仮に左脳と右脳の真ん中で人を縦に2つに切る。
(・_・)←これを
(・_|切ります。|_・)
目を閉じます。
左を東京・右を大阪に移動させます。
せーの!で目を開けた時、あなたは何を見てると思いますか?
通天閣?それとも東京タワーかスカイツリー?
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ね?考えちゃうでしょ?
答えが出ないから面白い。結局(≡゜♀゜≡)猫型ロボットなんていなし、自分を切ったら死んで、実験できない。
でも気になる。もし、実験できたらどこに自分はいるのかな?
なんて考えたら止まらない。コレが面白いと思った人は是非この本読んで、眠れない日々を(笑)