死にカタログ/寄藤文平 №0021
- 作者: 寄藤文平
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2005/12/15
- メディア: 単行本
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コレ、タイトルそのままの本。かと言って宗教論とか怪しい本ではないです。
死これをテーマに著者が一生懸命考えました。って感じの本です。
思っていた以上にあっさり見れて雑学的要素もありそこそこ面白かった。
■結局よく分かりませんでした
↑これが著者の結論。
まぁ、
当たり前ですね(笑)
もしこれで、死ってこうだ!ってのがあるなら誰も悩まないしね。
心が生まれた瞬間からの永遠のテーマ。
結局宗教とかもざっくり言えば死に方の提示。
死って不思議…
■8割は病院です
日本人の8割は病院で死んでます。残りの2割は事故とか自宅とか。
ひと昔前なら、自宅で死ぬ人が多かったのに。←たぶんね、知らないけど。
実際どっちがいいんだろう。急な死じゃなくて、寿命をまっとうした時。
病院のベットか自宅のベット。
私は自宅のベットで家族に見守られて、ってのがいいんだけど・・・
・・・
・・・
・・・
家、賃貸だから事故物件になっちゃう(^^;)はは
↑
死を気持ち悪いと感じるのも、病院で死が隔離されてるからじゃないかな?
自宅に家族の遺体があるって経験がない。
これが当たり前になれば、死がもう少し身近になったりするんじゃ・・・
■死んだアトの世界
一般的には天国と地獄が有名だと思いますが、やっぱり世界は広い。
死んだアトの様々です。幽霊になるとか太陽に行くとか。
印象的だったのが
■パラレルワールドに行く■日本・アイヌ民族
死んだアト、現世と変わらない「下界」で暮らす。ただ「下界」の時間がサカサマ。
こっちが冬なら向こうは夏。時間もゆっくり6倍で進むらしい。
■存在がなくなる■ジプシー(旅をする人たちの総称)
昔のジプシーの中には、死ぬとその存在までもを消してしまう人たちがいた。
名前も思い出も遺品もすべてを消す。
だから残った人たちは生きている人しかいない。
名前も思い出も存在した証拠もなくなれば、本当にいなくなってしまう。
寂しい死のカタチ。
↑この二つはエピのネタになりそうだ(笑)
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結局、本読んでも著者と一緒で
よく分かりませんでした(笑)
実際、死ななきゃわからないって事なのかな?