マジック・ツリーハウス【感想・ネタバレあり】
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/08/03
- メディア: DVD
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世界中で1億冊を超える児童書シリーズ「マジック・ツリーハウス」の映画化。って事なので見てみました。
本当に児童書の内容なので、ハラハラドキドキの冒険ではないです。
安心して家族で見れる作品。
自分にはちょっと物足りなかったかな?
出演: 北川景子, 芦田愛菜, 折笠富美子, 山寺宏一, 水樹奈々
監督: 錦織博
年度:2011年
製作:日本
時間: 105分
■あらすじ■
本を読むことが好きで勉強には自信があるが内気な兄ジャックと、人間でも動物でもすぐに友達になれる元気いっぱいの妹アニーは大の仲良し。ある日、いつものように森に遊びに出掛けた2人は、森の中で木の上に乗った不思議な小屋を見つける。何とそれは、好きなときに好きな場所に時空を超えてタイムスリップできる魔法のツリーハウスだった。
■もう少しだけ、障害が欲しかった
大人の方が物足りなさを感じる理由として、物語が一本道なんです。
メダルを集めるのにほとんど探さず、ほとんど苦労せずにゲットする。
まぁ子供向けだから仕方ないのかもしてないけど、あと少しだけトラブルが欲しかったです。
■もう少しモーガンの成長シーンが見たかった
元々モーガンさんは、魔法の力で子供たちを助け過ぎてしまい、それが理由で飛ばされます。
作中「無理だよ」って何度かモーガンさんは忠告するのですが、子供たちは気付かずに問題を解決します。
そこでモーガンさんが成長するってシナリオなんですが、
「無理無理無理!」→解決→「ホッ」
「無理無理無理!」→解決→「ホッ」
「無理無理無理!」→解決→「ホッ」
これの繰り返し。
最終的に「子供は可能性を秘めてる」と納得してたけど、信じるシーンが見たかったなぁ。
例えば
■止めようと出した手を引っ込める!とか
■「行って来い」ってうなずく!など。
そんなモーガンさんの成長が見たかったです。
■断るにももう少し理由があれば良かった
物語の途中で、ジャックがお芝居を断るシーン。
あそこが、ただのワガママに見えてしまいました。
それまでは順調にメダルを集めて、自信を付けて成長してきたのに
火山の件で自信喪失。
自暴自棄になって、お芝居の話を断る。
いや、それは、わかるんだけどさ・・・
いきなりじゃねぇ?
一度は引き受けたのに、芝居に手も付けず、台本も読まず、「僕には出来なかったんだ!」って(゜Д゜) はい?
せめて、
【自信を無くして、芝居の稽古中にボ〜っとして失敗してしまう・・・】
だからこその「僕には無理だ!」
そのワンシーンあっても良かった。
これじゃジャックが自己中すぎる気がする。
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と、まぁ、面白いんですが、大人にはちょっと足りない。そんな作品でした。
ちなみに(CV)見て思ったんですが、お父さん役(山寺宏一), とお母さん役(水樹奈々)この二人じゃなくても良かったのでは?
別に嫌いとか合ってないとかじゃなく、何か勿体ない気がした(^^;)
だってトータルで10分も喋ってないし、クレジットにもパパ・ママって役名もないし。
違う人選ぶ事で製作費下げれるんじゃないのかな?ちょい役には大物過ぎる気が・・・(笑)