エッセイ脳/岸本葉子 №0004
- 作者: 岸本葉子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: 単行本
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エッセイではなく、エッセイの書き方の本。かなり分かりやすく説明してくれています。
どうしたら飽きられないか?読者に「へぇ〜。で?」と思わせないか?
エッセイだけではなく、文章全般で書く時の参考になります。
堅苦しい文法の本より、すんなり理解できるのでお勧めです。
ある、ある。へぇ〜↑そうなんだ!
これが、この本で押している魔法の方程式。
この【へぇ〜】が、大切なんです。これがないと・・・
「あ、そう。で?」
Σ( ̄[] ̄;)!!!ガーン
「お、オトしたつもりだったんですが、、、すいません(-_-;)」
↑面白いと思ったんだけど理解されない話になってしまう。
詳しい説明は省きますが、書き手が【えぇ!!】っと思った事が
聞き手にとって【へぇ〜】になるらしい。
って事は、自分の主人公が【エェ!!】って思うと、読者は【へぇ〜】てなるのかな?
書き手として忘れてはいけないモノ
【自社は-他者にはなれない-】その壁は越えられない。
だからこそ、分かりやすく伝える事。それを忘れちゃいけない。
「分かってくれない人が悪い訳じゃない。分からせられない自分が悪い」
この本読んで改めて思った。
岸本さんがどれだけ読者を思っているのか、伝える為の努力をしているのか、すごく伝わったので、自分も見習おうと思いました。
きっと他者の壁を越えられなくても近づく事は出来る。ちょっとした心遣い。
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この本で始めて岸本さんの事を知りました。
例で出てくるエッセイの内容が結構面白かったので、今度見ようと思った。
エッセイって、ブログだよね。私も伝わるようにって思って書いてるけど、まだまだ(-_-;)