世界初をつくり続ける東大教授の 「自分の壁」を越える授業/生田幸士 №0026

【レビュー】★★★★☆
世界初の内視鏡ロボットを開発した生田教授。バカにならなければ新しい事は出来ない。
マジメないい子でいたら常識の中に埋もれてしまう。
その他大勢から突き抜ける為のノウハウ。

一番初めって事は今まで誰もやらなかった事。
みんながやらない事をやるって事は変人扱いされる。
アインシュタインも生田教授も自分のアイディアを出した時、世界はクレイジーだと見放した。
それでも突き抜けて世界初の歴史が動く。

なるほどってポイントがいっぱいありました。

■新しいモノではなくジャンルを作る。

結局モノを作る事だけになってしまうと、今あるのを新しくしただけ。
それだとその他大勢ですよね。突き抜けるには新しいジャンルを作る
新しいジャンルを作るにはコンセプトを明確にする。
そのコンセプトは夢から生まれる。

■プレゼンはオーバーにワクワクさせる

せっかくのアイディアも伝えるのが下手では、良さを伝えられずに終わってしまう。
ポイントは成果を発表するだけではなく、相手の感情を引き出す事。

「この猫型お世話ロボットは感情機能を標準で搭載しております。格安のどら焼きをエネルギーに変え動きます」
これだけでも欲しくなりますが(笑)機能を説明するだけじゃ感動出来ないですよね。

「この猫型お世話ロボットが自宅にいたら、困っている時に一緒に悩んで、楽しい時には一緒に笑って、必ず助けになってくれます。
どら焼きが大好きなので街にはどら焼き屋さんが増えるかもしれませんね。近い将来一人ぼっちが寂しいって泣く子がきっといなくなりますよ。」

ちょっとオーバーですが、こっちの方が聞いてて楽しいですよね。機能だけではなく未来予想図を絡めてワクワクさせる。

プレゼンとかじゃなくても日常で使えるなぁって思います。
営業に是非役立てたい(笑)

■人に何を言われようとも己の信念を貫け!

逆に言えばそこまでしないと、その他大勢のままで終わってしまう。
それはイヤですよね。
右に倣えが根強い国ですが、やりたい事をやる。諦めない。
「ばかだなぁ〜」って後ろ指さされても

バカがなんぼのもんじゃい(" ̄д ̄)けっ!

自分の壁を越えていきましょう!